2026年5月5日火曜日

今日の想い 1465

 何を信じ何に従うのか、そしてこれからどうなるのか、暗闇の中に佇み続ける不安だけが魂を満たしていて愛の呼吸ができない。教会が混沌であるように世界も混沌の最中で、そんな状態で青空を眺め暖かな日差しを浴びても、この環境が一体誰の心象を表したものだろうとしか思えない。江藤淳が父の不在(天皇を戴く宗教性の不在)と母の崩壊(日本的倫理と秩序の崩壊)を記したように、教会もアボジの不在、そして三分裂からの解散命令によって、祝福家庭の価値を私達自身が問い、また問われている。今まではそれでよかったはずのイメージとしてのみ捉えていた観念的な全てを、本質的な概念として立たせない以上、私達の信仰基台は崩れていく。アダムエバもアベルカインも、そして万物主管も観念の域を出て概念として捉えてはいない。よって教会は地獄に行くわよという教条主義で教会秩序を保つしかなかった。しかし今教会自体が現実問題として崩壊している。形の上では既に母の崩壊が現実となり、独生女としての御母様という論理で立て直せるかどうかは甚だ疑問だ。神の全体的摂理はどこに向いているのだろうか。また祝福家庭の摂理はどうだろうか。人間個々の救いは教会を通せないとしたらどこに尋ねるべきなのだろうか。何もわからぬまま、何の光も見出せないまま、暗黒の期間を通過しているようだ。化石燃料が途絶えて電気がなくなれば世界の夜は真っ暗だろうけれども、既に私の内面はそれに先立ち荒涼たる暗黒が押し寄せている。

0 件のコメント: