2019年11月12日火曜日
今日の想い 1046
店がまだ食口の従業員で占められていた時は、本部を頂点とするピラミッド体制はそれなりに稼働していた。マネージャーは本部の指示だからという一言を従業員に伝えれば、食口である以上はその通りに動こうとする。しかし従業員が一般の人々に占められるとなるともはや葵の御紋は功を為さない。マネージャーは相反する上と下のサンドイッチとなり神経を擦り減らす。上に従えば店は崩壊するし店を維持するために下の要望に応えようとすれば本部から距離を置く羽目になる。事実それなりに距離を置いて経営しているのだが、自分は本部の願い、すなわち御父母様の願いに応えていると我知らず自分も他人も誤魔化している。時代は既に一マネージャーとしてだけ居続けることを願っていない。もはや指示待ちのマネージャーではなく、店のみならず摂理として責任を負い自らの意志を差し出すオーナーとならなければ進むものも進まない。オーナー意識でこそ御父様がいわれる主人精神であり、どうするのかは誰かが指示を与えてくれるのではなく自分の問題であり自分が答えをだすべきだ。皆で決めて皆で頑張ろう、なんていうのは欺瞞であり本当のところは自分以外の誰かがやってくれるという責任逃れであり、決めるにしても責任の重さを受け取りはしないし、失敗しても痛みを覚える訳でもない。相変わらずお花畑でみ旨ごっこをしている御目出度い群でしかない。その自分の姿を俯瞰でみれないことが悲劇であり、幼稚な私達に対する御父母様の落胆であり、次世代が一世についてこない最大の理由だ。
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