2021年8月15日日曜日

今日の想い 1104

 この困難な時代を生き抜くには、生きる指針となる霊的支柱が必ず必要になる。今までは体が主体であったから、生活の安定やより肉体的喜びを求めていれば信仰を持たずとも地上生活はそれなりに成り立った。しかし多くの者達が知らない、食口さえも認識の薄い事実がある。それは先天時代から後天時代へと天宙史的大変革が為されたということだ。その人類としての意味は体主体から霊主体に変革したということだ。霊主体になるということは体の側からの認識をいうと地上と霊界が隔てられることなく直接つながったことを意味している。胎児は母体という壁を隔てているので外界の影響を直接受けることはないが、その壁が透明になり薄くなることによって影響を受けてしまうように、天宙の母体であるガイアという地球はその在り様を一変させて霊的影響を受け入れやすくなる。胎児は肺呼吸を初めて肉的五感を開かないと外界に対応できずに影響を不都合に帯びかねないが、この地球の変革期に於いても霊主体を受け入れなければ、この変革のなかに不都合なまま放り込まれて不自由に暮らしてしまうだろう。時代が様変わりした、体主体から霊主体に生まれ変われ、という声にならない天の忠告は、自然現象や起こっている事柄を通して天使が喇叭を吹くように叫ばれているのであり、祝福を通して新しい霊を戴いた食口であれば当然誰よりも早く認識できるはずだと思うのだがどうだろうか。地球の状況、社会の状況を俯瞰して見ながら、霊的に見通すアンテナと触覚を用意して、自分の生きることの意味と使命を受け取って、この時代を切り開いていく必要がある。

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