2018年5月22日火曜日

今日の想い 969

私達は何をして地上の歩みの勝利とするのだろうか。かたくなに自分の思うところの信仰を全うすること?御父母様の願いにこたえること?信仰を全うするにも願いに応えるにも意志が必要だ。本当に自らの意志で信仰を立て、本当に自らの意志で願いに応えているのだろうか。意志のない自分で居続けてきたことを許していないだろうか。私達はこの意志という魂の力を今こそ発揮しなければ、後天を生きていく信仰も願いに応える自分も用意できない。魂の力、作用として知情意があることは食口であれば皆知っているが、この世の人間であれば思考と感情以上に意志の力でもって生活しているのに対して、食口は原理から入って堕落ゆえの自己否定に意志の力を注ぎ込んできたために生活の力、地に足をつけた力が不足している。自己否定と言いなりになる事とは異なるにもかかわらず、言いなりになる事で自己否定したつもり、信仰を備えているつもり、天の願いに応えているつもりになっている。私達の現状を論理では説明できない今だからこそ、そして私達の注いできた情のやり場が失せている今だからこそ、私達は今までに隠し持ってきたそれぞれの意志の光をかざし、意志の力を発揮すべきだ。それこそが後天時代を生きる第四アダムであり、祝福家庭としての誇りでもあり、証しにもなり得るはずだ。あなたは今まで何をしてきただろうか。地上天上天国の夢だけを思いながら、しかし何の結果も爪痕も残せず今に至ったように、復帰され信仰の光を得た当時の気分だけを抱いて今まで生きてきたように、これからも同じように惰性で生き続けるのだろうか。その延長線上に何某かの奇跡が起こると期待しているのだろうか。それは空を見上げて再臨を待ち望む者達と何ら変わらない。あなたの意志の光を取り出し、意志の力を発揮しない限り何も起こらない。そして早々と地上を去る日が盗人のようにやってきて、言い訳だけを胸に抱いて霊界に赴く。

0 件のコメント: