2020年11月15日日曜日

今日の想い 1085

 堕落した世界であり、常に善神と悪神が争いながら人にも社会にも関与しているのであり、当然権力把握に躍起になる政治舞台で魑魅魍魎が跋扈しないわけがない。私達が目指すとされている共生共栄共義主義社会のイメージが曖昧模糊で、たとえ段階的であるとしても目指すところの目的認識が明確に把握されていないのに、外的社会にどう働きかけるのだろうか。勝共は共産主義の間違いを明らかにさせ啓蒙し共産主義社会を解体するという明確な目的を持っていた。しかし今はどうだろうか。2020までに7ヵ国を復帰するという目標を掲げて前進してきたはずだが、何も形になっていないと思うのに御母様は7ヵ国が復帰され勝利宣言されたという。復帰の概念が何なのか、御母様が登壇する大会が開かれれば即ちそれをもって復帰されたと言うのか。そうだとするなら私達の世界復帰は現実を無視した、他の理解はどうでもいいという自己満足的目標と自己満足的達成で良しとされることになる。はたしてそれでいいのだろうか。アメリカはバイデンになりそうで、おそらく殆どの食口はトランプを望んでいたから落胆していると思うが、しかしトランプが共生共栄共義主義の人物ではないし、それどころか自国第一がモットーで国境に壁を作ることに熱心なように国家間の壁を益々強くしている。結局どちらにしても悪神も善神も働くのであって、世界摂理の明確な方向性も指示もない今では流れ任せでしかない。摂理を知る誰がトランプに働きかけたのか。H2様が摂理を把握されていてトランプとのパイプを持ち働きかけておられるのか。北朝鮮に対して、中国に対して、摂理の責任を引き受ける位置でどう働きかけているのか。私達の摂理観がぼかされていて、いたずらに時間だけが流れているとしか思えない。私達は評論家のままでトランプならどうでバイデンならどうなるという話で終わってはならず、どう働きかけるのかという意志がなければ摂理に対する責任は投げ出したことになる。

0 件のコメント: