2023年2月4日土曜日

今日の想い 1223

 人間は朝に思ったことと夕に思ったことが異なり、一時間前の気がかりなこと、今の気がかりなこと、そして一時間先の気がかりなことも異なっている。そしてこの瞬時にもありとあらゆる意識や思考をとっかえひっかえ巡らしている。そんな自分を観察しながらも、それでも生命を維持する臓器や器官が一糸乱れず統一的に働き私は生かされている。その莫大な天宙的犠牲を裏切らない、天宙に寄与すべき私の使命があるはずなのに、、。生きているという認識は生きてどうするかの使命意識に担保されている。飯を食うために生きるという消費するだけの存在であれば、生きることの意味、生かされることの認識を問う権利はないはずだ。しかし瞬間瞬間にも放浪し続け様々な思いを渡り続けるだけの今の私には、その言葉がそのまま自分に返って私を裁く。天宙の中心的神様を御父母様の中に見ようとしながら、信仰条件を供えて生きてきた。確かに苦労もしてきたし涙も人一倍流した、、つもりだ。しかしその経験は神様の存在のみならず心情をも見出してきた路程だっただろうか。神様に相対できる良心が私の魂の中にどれほどの位置を占めているだろうか。天一国主人から始まる家庭盟誓を舌がもつれるほどに唱えてきたが、天宙的中心としての役目を未だ果たしていないなら唱えるどころか家庭盟誓を見るのさえ溜息が出る。一瞬たりとも留まれない私であって、しかしこの無力感だけは常に付きまとう。無力感に抗うのが精一杯で、結局さまよい続けて生きる私に妥協しごまかしている。使命観が立ちそれと一つになろうとする私と、揺れ動き彷徨い続ける私との矛盾性を未だに内包している。

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