2007年12月18日火曜日

今年最後の奉公

昼食の要請があり久しぶりに胃の痛い思いをしながら準備して望んだが、決して喜んで頂いた訳ではなかった。今年も暮れかかったこの時に、本来締めの意味で大満足して頂き来年の運勢に弾みをつける機会が、後味の悪いものとなった。全てが期待通りに行くとは思っていなかったが、少しでも元気を与えられればという想いを込めて投入したつもりではあったので心苦しい。しかし結果は結果として受け止める必要がある。ここからが新たな出発点との認識を持って足を進めるしかない。譬えマイナスからの出発であったとしてもだ。ただただ申し訳ない思いで一杯である。過剰に自分を責めるのもそれは自意識過剰の表れである。それは余計に重荷を背負わすことにはなっても安らぎの波を送ることにはならない。すべてが順調に行くとの驕りがあったかも知れない。確かに連絡があったのは今日の事の昨晩なので焦るには焦ったが直ぐに卸のMさんに連絡をとり魚を手配した。そしてそれなりの品もあった。兄弟全員にも朝の準備から入ってもらえるよう手配できた。睡眠時間も小一時間取っただけだが気力もそれなりに備わっている。今日は今日で準備万端で、いつもなら忘れ物の一つ二つはあるのだがそこもクリアーできた。ホテルへの道であるGWパークウェイもいつもながらワシントンモニュメントが見え隠れする頃には混み始めるのだが、差ほど気を焦らせるものでもなかった。何度か迷って往生したペンタゴン周辺。ホテルが目の前に現れると居られるであろう眩しい最上階に目を遣ることもいつものまま。早くてもだめ遅くてもだめという神業を要求されるなかでの神経のはりつめ方もある意味慣れてきたといえば言えるのかもしれない。滞りなくという意識が喜んで頂きたいという想いに勝ったのかも知れない。改めて過去の要請の数々を思い浮かべると、いろんな問題が発生し自分はどうしたらいいのだろうと途方に暮れるような状況においては不思議と喜んでいただいた。準備したもの全て車に押し込みいざ出発というときに車が消えたこともある。ホテルで搬入するときボーイがカートに積んだ荷をカーブで倒しそうになり、大切なシャリをぶちまけられたこともある。そういう時の事は強く印象に残っているし結果オーライだったりする。今回は自分の中でどこかの箍が緩んだに違いない。期待をしてくださったスタッフにも申し訳ないし、私のオーダーを受けて準備してくれた兄弟にも申し訳ない。そして何よりもTPに対して申し訳ない。

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