2016年5月23日月曜日

今日の想い 921

今日は久方ぶりに、ある先輩祝福家庭御夫妻と息子さんが店に来て下さった。サモニムはお体を悪くされて体重も減り歩くのも大変そうだったが、先生は25年前に初めてお目にかかった時と同じように若々しかった。最近基準の下がる出来事があったために、これからどうしたものかと思い悩んでいたけれども、昨日の個団の会長の来店、そして今日の先輩家庭の来店と続き、天が落ち込んだ私を慰めて下さっているかのようだった。今日来店された御夫妻は食口なら誰もが知っている御方だが、私のような者にも随分丁寧に、そして親密に接して下さる。骨相も体格も御父様そっくりで、私の手を強く握ってオレンマニムニダと挨拶して下さる表情は御父様そのものだ。その瞬間御父様が接して下さったと強く思われて、不覚にも涙が溢れた。すぐにも顔を逸らせたので気付かれなかったとは思うが、後の会話を自然にもっていくのに随分苦労した。この店が本当に好きで会う人毎に紹介していると、、食事もおいしいけれどここは心情が込められていると、、御父様の御心情が感じられると、、そこまでお褒めに与ってどう言葉を返していいのかわからなかった。もちろんお世辞が八割がただが、ビジネスライクでは図れないものがこの店にはあると再確認させて戴き、店を展開することもさることながらこの店をずっと守り続けることも私の大きな使命だと思わされた。DCエリヤに御父母様が来られた時はいつもサモニムが身の回りのお世話をしておられた。御食事の要請もいつもサモニムから連絡があった。あの頃のテキパキと指示を出され動いておられたサモニムを知っているので、立ち上がるのも一苦労、歩くのも時間のかかる様子に、どのようにお声を添えていいものか戸惑ってしまった。先回来られたときは先生の母上も御一緒だったが、先月か先々月か聖和された。御一緒の時はまだサモニムは母上を気遣い支えようとしておられたのに、今回は息子さんに支えられていた。同じメトロエリヤにお住まいだといってもDCを挟んで反対側で、そこから一時間はかかるだろう。体調を押して来て戴いたことに感謝を伝えたが、しかしそれを覆うように手を握って謝辞を返される。本部とのビジネスライクな乾いた冷たい遣り取りに辟易していたが、別の側から愛の心情が流れ込み、未だ御父母様の心情圏に包まれていることが感じられて、これで私の霊はまだしばらく生き続けることができる。

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