2020年4月9日木曜日

今日の想い 1060

はっきりしていることは、天上から地の底にたむろする人類に対して災禍を浴びせ、どう解決するかを見届けようとする神様ではないということ。あり得ないと分かっていながら、混乱の只中にいれば如何せん神様を見失い、天上から眺めておられるかの如くに、その神様のイメージに向かってお願いしてみたり談判してみたりして、御利益的な奇跡を望んでいる。自分も幼い信仰を持ち続けてきて、どれだけお願いし続けたかわからない。事実は神様御自身が私の中で悩まれ、苦悶され、それでも理解し解決する道を私を通して意志されている。この事実に目覚めたとき、私は私の中で働かれる神様を実感した。確かに全知全能の神様はその通りかもしれない。しかし解決への道を不断なく求め続ける、絶対諦めないという復帰への執念こそが全知全能たらしめていて、執念を含む心情が全知全能を支えている。霊的背景を見るなら地上の人類に働かれる神様は昼の神様であって、夜の神様に属する何柱かの神霊存在の役割を全て立てられるように収拾する過程にある。新時代に合わせて鉱物界を取り仕切る神霊存在、或いは植物界を取り仕切る神霊存在、更に動物界を取り仕切る神霊存在、また火水風土を取り仕切る神霊存在達をも説得し収拾する必要がある。御父様は基元節を迎える為に準備としてあらゆる神霊存在への御礼参りをしてこられた。大母様は霊界に尋ねて食口の先祖を探し説得されたが、御父様は高みに存在される数々の神霊存在を訪ねられた。それ故に「天宙真の父母連合」という復帰摂理最後の摂理機関を造られている。横的な家庭連合に対して、天宙真の父母連合は縦的な機関だ。要するに位階の底辺から高みにある霊的存在までを御父母様を中心軸として収拾しておられる。ウィルスは物体か生体かと問う時、即ち鉱物界のみに留まるのか植物界動物界にも組み入れるかの問答は、科学者達の間でも随分論議されてきた。結局は曖昧な存在のままだが、その曖昧な存在が、人が集合的に生活する社会状況では重要な局面で多大な影響を及ぼしている。人間の目には悪影響しか及ぼさない殺人ウイルスなのかもしれないが、この宇宙を新しい次元に移行させるための重要な役割を担っているかも知れない。私的な感覚ではワクチンや薬という鉱物界の原理を探る以上に、より位相を上げた火水風土、とりわけ風(空気、大気)に関わっていることを強く感じる。

0 件のコメント: