2020年4月13日月曜日
今日の想い 1061
新しい風が吹いている。新しい風は、霊界では愛を呼吸していると言われているように真の愛の風が、空気が、大気が今までの在り様に変わって地上に満たされるなら、それは実に心地よいものに違いないという誤解があった。しかし新しい風が後天時代の最初にもたらしたものはコロナウイルスの蔓延だった。このウィルスの蔓延は人類の全てのシステムを根底から覆す。御母様が語られるように、先天時代を通して積み上げてきたシステムはもはや役に立たず、全く新しいシステムを後天時代に生きる人類は必要としている。スクラップアンドビルドだ。多くの犠牲が出続けているが、犠牲をもって元通りの世界に復帰するのではなく、新しい世界を築く為の取り壊しと整地が進められている。生き辛い時代であればこそ人間は意志を差し出さざるを得ない。天一国世界へのハードランニングだからこそ生きることの意志を要求され、為に生きることの本質が問われるだろうし、そう生きる者が誰の目にも燦然と光り輝く。先天時代は献身し、摂理の為に身も心も差し出して生きても、一般人は目もくれなかった。享受の時代に楽しく可笑しく幸せに暮らせるのに、敢えて訳のわからない苦労の道を選ぶ教会食口への視線は冷たく変わり者にしか見られなかった。しかしこれからの時代は180度変わる。誤解を恐れずにいうなら、こういう時代だからこそ私達の時代だ。それは祝福を受けていればウイルスには罹らないというような飴玉をぶら下げた話ではなく、罹ろうが罹るまいが為に生きる意志を貫くということ。前にも記したように、こんな一過性の災禍で終わるはずはなく、何重にも災禍は襲ってくるはずだ。そうなってくると私達一人一人の真価が問われることになる。自分を犠牲にできるかどうかを問われる。そういう人間にしか人はついてこなくなるだろうし、そういう人間が経済にしろ政治にしろ、後天時代、すなわち天一国時代の新しいシステムを築き上げる先頭に立つ。
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