2020年7月16日木曜日

今日の想い 1075

人間という存在は打算的であり、常に損得勘定しながら次なる行動に出る。しかし食口は借金を抱えてまで献金する存在だから打算的とは言えないんじゃ、、いやいやそうではなくて、要請を否定する労力を使ってまで拒めないとか、いつも顔を合わす中心者との関係性を考えるとか、これに応えることで天国行の許可を得られるはずだとか、一般人以上に内外の損得勘定に余念がない。もちろん妄想の類もひっくるめての勘定ではあるが、、。結果生活不安を抱え国にお世話になるにしても、それでも自分の中では辻褄が合っていて損をしたとは思っていない。地上では縁のない安穏な生活は霊界でこそ約束されていると信じている。御父様は会場に詰め込まれて身動きできない私達を見回しながら、あんた達は欲の塊だよと口を開かれた。確かにその通りだろう。でもそれでいいと思っている。私という一個人にしても人類全体にしても、その所有権をめぐって神とサタンが蕩減条件という霊的通貨で取引してきたのは、復帰歴史を学べばよく分かる。次元は違えども勘定が働いている。エバはアダムと蛇とを秤にかけて蛇と交わり、間違いに気付くと手を返して更にアダムとまで交わった。始祖のいい加減な対応に負を負った人類全てが歴史を掛けて振り回される。そう思うと、自分の意志で行動しているようで、所詮先祖を含めた背後や高次の存在達の見えない損得勘定に踊らされているかのようで、人間とは改めて何だろうかと振り出しの問いに戻ったりする。

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