2023年7月10日月曜日

今日の想い 1245

 今は家庭連合の時代であって、教会が名称を変えて家庭連合になった訳ではない。宗教である教会は既に解散している。しかし実態はというと家庭連合として出発するのではなく、教会が名前を変えてそのまま生き延びているし、皆の意識も先天時代の教会員のままであって新しく出発していない。だからそれぞれが一祝福家庭として出発して歩めばいいのであり、教会がどう言われようが解散しようが祝福家庭にとっては過去の教会のことだ。もちろん知らぬ存ぜぬを通すべきではないが、私達の意識として先ずそこに立ちその上で対処することだ。解散命令が出たところで家庭連合の実態は教会の延長に過ぎないので教会解散であり、祝福家庭に解散はない。メディアに、外部が知りえない、食口でさえ知り得ない内部事情が筒抜けなのは内部、それも幹部責任者の中に情報を外部に流している者がいるからであり、おそらくこうする以外摂理とは関係のなくなった反社会的な教会を正すこともどうすることもできないからだろう。しかしそういう認識を持つ責任者が正しく摂理を理解し家庭連合を理解しているとはどうも思えない。先に述べたように教会は既にお開きになっており、家庭連合は宗教認可をもらう必要のない祝福家庭の集まりに過ぎない。そうなると先ず家庭連合という名前だけの宗教団体から脱退すればいいだけで、宗教団体に留まることに執着する必要は全くない。御母様に絶対服従を立てないのかと詰め寄られそうだが、30年も40年も御父様に従い、御言葉を受け、長い信仰生活で心情を魂に刻みつけながら今があるのに、御父様に向かわせない今の御母様にどう情を向ければいいのか。御母様の言葉を受け入れ情が納得するまで更に30年、40年も新たな独生女信仰を立てていくのだろうか。私は中心者や古い兄弟が御母様御母様と口にするのを見るたびに、心にもないことをと白けてしまう。確かに原理という論理で知性を触発されて信仰を持つに至ったけれども、入教当時の内面と今の内面は全く異なっていて、原理で繋がっている部分はごく一部で、多くは心情で繋がっている。だからどれだけ言葉で説得されても新しい信仰を持てるはずがない。しかしだからと言って御母様の精誠の実績を否定している訳では全くないし、理解できないかも知れないけれどもそれはそれ、これはこれだ。私の理解は、今の御母様は教会組織がなくなれば離れていく兄弟の為に、敢えて教会を残す使命を認識しておられるということだ。おそらくそういう兄弟の為に外的な宮殿が必要なのだろう。

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