2024年7月15日月曜日

今日の想い 1307

 SPに囲まれながらも彼は拳を突き上げ、聴衆に向かってファイト(闘おう!)と数回叫んだ。私はその姿を見ながら胸が熱くなった。米国と米国市民を護りたいという、強い意志を備えた証をその行動に見た。為に生きる意志を確かに見た。彼の中にはアメリカを護る神霊が生きて働いていた。アボジが、ブッシュ政権がアメリカ摂理に手を翻したことで国の衰退を予言せざるを得なかったが、そして私自身もアメリカの希望は今の今まで見ることはなかったが、しかし彼はアメリカの希望を捨てはしなかったし、そんな齢になってもその希望実現に心身を捧げている。私は他の食口と同じように共和党派ではあるけれども、彼の政権下だったとき彼に期待もしなかったし彼がそれほどに愛国者だとも思わなかった。減税策はありがたかったが、政策担当者を次々辞任させてころころ変えるのは彼の人望の無さだろうと誰にと構わず口にしていた。しかし彼は彼なりに孤軍奮闘していたのだろう。人はそう簡単に変わらないし数十年続いて構築してきたシステムも簡単には崩せない。そして人もシステムも年月を経るほどにたかってむさぼる悪心や輩が当然のように増殖してくる。アメリカだって日本と同じように保身と利権の為に村社会が湧いている。左派右派の両派でそれはあるし、それは政治以外の社会でもそうだし、そんな幾多の村社会のグローバルな意志系統がDSだろう。今回のようなセンセーショナルには扱われなかったにしても、トランプが身の危険を覚えたのは何度かあった。彼を取り巻く環境と彼の行動は常に死と隣り合わせであり、その恐怖を超えて尚意志を貫くとなると、確かに彼の中に太い一柱の神霊が立っているはずで、その背後無くして彼の強固な意志は成り立たない。この暗殺計画がもし成功していたら、アメリカは瓦解する道をマッシグラに突進したはずだ。かつてのローマ帝国が内部から腐っていったように、アメリカも見過ごせない程に腐敗は広がっている。腐敗に乗じて生きるバイデンも彼に繋がる者達もトランプを相当に恐れている。トランプ大統領となれば、必ず彼等の罪状を白日の下に晒し、そして結果として全てを失うことになるからだ。トランプのプラカードを掲げる者達も含めて市民とて、同じように何らかの腐敗の汁を啜っている。国に負んぶに抱っこの市民ではなく、国を支える意志を持つ者が市民だとの共通観念を取り戻さない限り、トランプ大統領になっても改革は難しいが、愛国救国の神霊をいつまで宿し続けられるかどうかがこのトランプ摂理に掛かっている。

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