2018年11月24日土曜日
今日の想い 1023
イエス様が十字架に処せられず、3年を超えて生きて摂理を進めて行かれたならどうなっただろうか。原理はイエス様が結婚されるべきだった、そして真の家庭を築かれるべきだったという立場だが、もしそうなったとしても私達が思い描くような地上天国がすぐにでも築かれるというようなことは先ずないだろう。家庭を持たれても紆余曲折あったと考える方が普通だ。御父母様が家庭問題で紆余曲折あるのと同じように様々な問題が起こったはずだ。私達、特に日本人の習性として結果を急ぐあまりに遅々として進まない現状を悲観しがちだけれども、少しでも一歩でもより神側に近づくならそれを善しとすることを学ぶべきだ。目標を掲げることのマイナス点は、目標に近づいたとしても目標を達成しなければ目標の値は裁きの値、善悪の分岐点として使われてしまうということだ。目標を掲げることで目標に近付けたという善を否定している。先祖解怨の代数や氏族復帰目標も達成数を前後して一方は天国で一方は地獄だ。御母様についても完全否定するサンクチュアリもおかしいが、何から何まで完全肯定する家庭連合も考えものだ。キリスト教が全世界に広まったのはパウロの影響が大きいというのは誰も否定しないだろう。御父様はパウロ神学の悪なる影響について話されたこともあるが、しかしパウロを全面否定された訳ではない。にも拘わらず内輪でパウロは評判が悪い。本来パウロの功績は功績で褒め称えるべきなのにそうなっていない。自分自身も含めて、御父様が苦情を口にされれば枝葉も含めて全面否定してしまうという、実に単細胞な我々だからこそ進めることができた摂理分野もあるが、逆に汚点を残した分野もそれ以上にあって大いに先天時代の歩みを総評して反省すべきだ。キリスト教を世界に展開する上での多くの知恵がパウロを中心として与えられたように、天宙復帰の知恵は霊的血統を相続する第4次アダムとしての私達に授けられる以外なく、様々な霊的知恵が器を用意する者達に与えられる。D-DAYとして一大神霊復興のハリケーンを起こすべく立ち上がる聖徒は何処に用意されているだろうか。
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