2019年3月6日水曜日

魂の情的活動からみた2019年

新しい夜明けは冬の真っ只中とは思えないほどの緩んだ大気に包まれた。概して寝起きで朦朧状態であっても、気持ちを引き締めざるを得ないピンと張りつめた空気であれば、否が応でもそれなりの精神性を受け止めている。しかしこの陽気では自堕落になりやすく、年始の気合や決意は疎かになる。得てして大きな災害や社会的衝突は大気も気持ちも緩んだこんな状況の年で起こっている。戦争のない時期にはどの国であっても国民感情は好き放題拡散し続け、ある者は政府に対し、ある者は他国に対し、感情はエスカレートし続ける。それは表面的には平和であって危険度の薄さが国民の感情発散を許している。しかしいざ戦争となると身に迫る危険度は一気に高まるのであり、そうなると国民は感情を引き締めざるを得ない。日本はしばらくの間、表面的平和が続いたせいで国民誰もが言いたい放題だ。好き放題感情発散させて感情を引き締めることなど全く意に介さない。そしてその矢面になるのが現政府であったりするわけで、感情が政府に向かっているうちは良しとしても、国外に感情を向けさせる以外方策はなくなると一線を越えかねない。文在寅政権の反日も国民の意識を政府に向けさせないために必死だ。反日で愚痴っているうちはまだしも、財産の差し押さえや先回のレーダー照射のような事態になってしまうと飛び火では収まらなくなってしまうだろう。韓国と北朝鮮の感情発散は危険域を超えている。ブレグジットも国民感情を野放しにしてしまって、そんな冷静さを失った国民に対して国民投票に打って出てもまともな方向性が出てくるわけがない。あの理知的な英国ですらこんな状況なのだから何をか言わんやだ。いま世界は人類の全体感情がどんどん拡散してとりとめがない。おそらくそういったことが地球にも影響して天変地異も各所で起こるだろう。そして世界的金融バブルはこの年の暮れまでには爆発するだろう。

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