2022年12月6日火曜日

今日の想い 1211

 世界は経済覇権を誰が持つかで回っている。経済とは物の流れであり、万物主管権を持った国や組織が人類社会を動かせる。イギリスのトラス首相が三日天下ならず三月天下で野に下ったのは、既に通貨価値の低下でインフレ指向が止まらないのに、更なる通貨価値低下を引き起こす減税政策をぶち上げてしまったからだ。今や金融は世界金融であるのに、英国内事情だけを見て政策を立てても、国債市場や金融マーケットに売買で喰いこんでいるファンドや他国中央銀行、投資銀行が黙ってはいない。保持している英国債を大量売りし、持っていなくても先物売りで裁いてしまうと英国債価値はどこまでも落ち続ける。C国についても一党独裁を続けるためには、一にも二にも経済だ。*安*事件から経済政策として改革開放路線で人件費安での供給基地となりGDPの二桁成長で潤わせ民を納得させてきた。しかし先の先富思想によって低階層への富の降下を期待したが、貧富格差が年々極端になって政権の不安材となっている。今の政権政策は先富思想から共同富裕を目指し低成長路線をとってはいるが、特定の地域住民だけが富を占有する状態が急に無くなるわけではない。反コロナブロック運動も底に物の流れである経済が滞っているという大きな問題への反感がある。広がったデモを抑えきることができなければ政権はどうするか。人民の意識を外に向ける以外ないだろう。国内問題を国家間問題に挿げ替える常は歴史を見れば明らかだ。そこで懸案されるのが台中問題であり、火の粉を被らざるを得ない日本への影響だろう。教会問題で左派連中を釘付けしている間に紛争準備をしているのかどうなのか。何もしてなかったら日本は中枢も含めて完全に平和ボケであり安保条約が阿保条約となる。日本分割が摂理とならないようにするにはどうすべきだろうか。

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