2023年3月30日木曜日

今日の想い 1230

 人間のもっとも人間らしい情の部分を冷たく凍らせて、頭ばかり巨大になったインテリヤクザ達だが、ここにきて尻尾を握られ逃げられない状況になっている。彼等の狙いは彼等が統治する一つの世界、グローバル全体主義だ。カインの系統を持つ彼等は、終末時代最後の最後まで世界覇権を握るべく、知の粋を結集して神に挑んできた。カナンの地を望むモーセの如く、頂きを目前にしながら偽りの信用が弾けると同時に彼等の覇権のバブルも弾け飛ぶかもしれない。信用だと言い張る彼等の銀行システムの基は、金の預かり商の偽り証書から始まった。どうせ預かり手形が紙幣としてやりとりされ、手形を現物(金)に変えようとする者はわずかだから(1割)、9割の偽手形を出してもばれることはない。彼らのいう信用とは如何に騙すかという意味だ。金融自由化によって今は誰もが同じシステムで資産を膨らませることが出来る。モノやサービスの生産ではなく金融派生商品で資産を膨らませるという、人口何億かが総銀行屋になっている。事実上そうだから金魚鉢にクジラを放り込むように実物経済に金融経済を放り込んでいる。シリコンバレー銀行もクレディスイス銀行も、金利の上昇でアブク資産の含み損が大きくなりすぎて銀行間取引ができなくなってしまった。もちろん銀行はどこもかしこも同じようなもので皆が皆多大な含み損を抱えている。銀行間は偽りの信用関係で固く連結されているから、決して破綻が数行に留まることはあり得ない。今こそカインの血統の悔い改めと良心の目覚めが望まれてはいるが、おそらく無理だろうしアベルの血統である宗教圏ですら彼等に懐柔されているであろう疑惑に事欠かない。アボジがもし生きて摂理を牽引しておられるなら、北の白熊ヤクザや、カインの血統がサタン化したインテリヤクザにどう働きかけられるのだろうか。今はSNSで破綻の噂情報は瞬時に世界を駆け巡り、ネットバンキングで瞬時に預金も引き出せる。バンクラン(取り付け騒ぎ)も一瞬で起こるのであり、銀行連鎖破綻も一瞬だ。そうなると銀行の預かり手形である紙幣も、一瞬でただ燃やすだけの紙切れと化す。しかし盤石で平安を謳う中銀と政府によって、社会は不気味なほど静かだ。

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