2025年8月14日木曜日
今日の想い 1406
途方もない時間を費やして空間が現れている。空間は時間の圧縮でなりたっている。空間を満たしている元素が波動で表されるのを見れば、空間が圧縮されその圧縮域の差によってそれぞれの元素は成り立っている。時間が縦的であり空間は横的だというのは原理を学ぶときに教わったが、霊界様相は時間を超えて様々な創造時代を旅することができるのであり地上の時間軸が空間的に広がっているから為せることだ。地上の人間は、時間軸と空間軸の中でこそ生まれて生活して、そして死んでいくことができる。人間は死んでいくときが魂の存在としてもっとも美しい。時間空間の両軸の狭間で魂を成長させ、その実りが霊となって自分の霊界の様相となる。地上一面の花の咲き乱れる様を見れば、霊界に於ける、実りの霊の咲き乱れる様を見ていると思えばいい。亡くなって昇華した魂は実りを宿した花々だ。この世の花々は霊的実りの地上に於ける象徴だ。人間は喜怒哀楽という魂の養分を受け止め、神霊から降り注ぐ天の光養分とがそれらと和合しながら、霊の様々な様相の誕生として花咲かす植物人間だ。人間は太古の昔、植物様相の時代があった。太古の星に根差して頭を埋めて固定し、四肢を天に向けて踊っていた。下肢の股間に生殖器が存在するのは、当時天の光に向けて花を咲かせていた植物様相時代の名残とも言える。人類歴史を通して、人類が飛躍的に内的霊的に成長した節目節目がある。そしてその飛躍的成長の背後には必ずと言っていいほど大きな蕩尽がある。それは選ばれた群れとしての犠牲を供える出来事だ。日本は選ばれた民として人災であろうが天災であろうが数々の犠牲を供えてきた。日本列島そのものが祭壇といっても過言ではないだろう。日本の国花が桜なのはその散り様から民族性そのものであり、生き様死に様からみてもそうだからだ。日本民族の霊的象徴として桜があり、私たち自身が桜の花だ。後天開闢時代の天宙的祭壇を今日本は用意している。蕩尽では感情をどこまでも宗教的感性で主管すべく起こることを甘受し、黙々と受け止めることを願われている。今、日本中で魂の桜の花の咲き乱れる様が黙視できる。そうなるとそう遠くはないはずだ。
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