2020年2月9日日曜日

今日の想い 1054

悪神の背後に善神あり、悪神の業に時差をつけ善神の業が為される。これは信仰生活を通して学んだ裏切らない法則の一つだ。いつどんな打たれる状況でもその背後に必ず同等かそれ以上の恩恵が待っている。それが今や霊界が近いという証明でもある。その意味では打たれる時は進んで打たれてこそ恩恵は一気にやってくる。長い蕩減路程は必要なく、甘受の心情で打たれると手のひらを返したように恩恵がやってくる。難しいのは簡単には俎板の鯉のごとく受け入れられず、イサクの基台で教えられた三日路程では供え物の私を収拾できない。今問題になっている新型肺炎だが、人類にとっては悪神の業に違いない。誰であってもエボラにしろサーズにしろ、そして今回の新型コロナウィルスにしろ感染してほしいわけがない。しかし個々の人間の無意識圏にあって繋がっている人類の集合的意識が、悪神の業を呼び起こしていることもまた事実だ。堕落して地上という地の底に下って生きることを選択した人類が、当然の事としてこのような甘受すべき事態に遭遇する。心情圏に生きる私達には死という概念があってはならない。地上生活の終わりには昇華して天上に生まれるのであり、それは忌み嫌う死ではなく受け入れて御意にゆだねる地上最後の献祭路程だ。私達は地上生活の節目節目で新たな私に生まれ変わる献祭路程を一つ一つ超えているが、昇華して地上に残す肉体は献祭路程の総まとめだ。地上ではなく霊界にある集合的意識は、偽りの愛が混入された出来そこないの人類であることを知っている。神様に繋がり本然の人類に立ち返りたいと、罪を清算すべく最終意志が働こうとしている。それは世界人類に降りかかる献祭路程として、地球全てに何某かの黒い網がかけられる。その暗闇の期間は三日(?)だ。そのD-DAYを通過すれば真の愛による新しい光がもたらされる。ようするにサタンが直接に関与する最終的悪神の業がまず現れ、神様が直接関与する新時代の初めての善神の業が現れる。今回の新型肺炎がそれであるとは思わないが、準備するための地球的業であることは間違いない。

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