2024年11月2日土曜日

今日の想い 1340

 地上界の全ては霊界という原因があっての結果世界だ。地上界の中で人間だけが結果世界に生きながら原因世界である霊界にも働きかけることができる。話は全く変わるが私達の資産とは何だろうか。だいたい資産と言えるものを持ち合わせているだろうか。世界には多くの資産を保有している富裕層が存在しているけれども、どうも一般食口とは無関係の世界に思えるだろう。一般に資産とは有形資産を言い、不動産、貴金属、債券、お金等を言う。有形資産があるなら無形資産があるのかというとあるのであり、実はこの無形資産こそが有形資産を生み出してくれる。無形資産とは健康であったり能力であったり、ビジネスモデル、顧客リスト、人脈等を言う。その中でも人脈が特に大切で人脈を通して他の無形資産を得ていくことができる。しかし教会関係の人脈だけだと、今までの摂理が献金に重きを置いていたためにどうしても有形資産を失う流れになってしまう。教会摂理が全てではないにも関わらず時間という限られた天の賦与をそこに皆注ぎ込むものだから、人脈や自己投資が疎かになって結局は有形資産の形成に失敗する。献身とはそういうものだと言われるけれども、本来環故郷以降献身制度はなくなっているのであり、全てを捧げたから何の資産もないというのは言い訳に過ぎない。錦は飾れなくとも故郷に帰って、それなりの人脈を築きそれなりのビジネスで生計を立てている食口はそれなりにいるけれども、富裕層に至る者が多くいるとは思えない。それはどうしてかというと、ずばり霊界という原因世界を正しく認識していないからだと私自身は言いたい。霊界という言葉を知っているだけで正しく認識していないから万物主管も愛とも言えない等閑な主管であるし、無形資産の大切さやそれを育んでいく信念や哲学も霊界から取り出していない。だいたい資産を増やす意欲もないしそれを善とも思っていない。思考も感情も原理を受け入れた時点で停止したままの食口が何と多いことか。祝福家庭をアベル圏とするなら、カイン圏の人々の方が霊界を知らなくとも無形資産を増やすためにより霊界との関係を知らないうちに深めている。私達は謙虚になってこの世から学び受け入れるべき事柄がたくさんある。その姿勢を持つことで信仰を失うこともないしこの世に染まることでもない。意外と祝福家庭自信が知らない祝福の意義や素晴らしさを、彼等を通して教わることも多々あるはずだ。

0 件のコメント: