2025年6月25日水曜日

今日の想い 1388

 トランプは遂にイランの核があると言われている施設にミサイルを撃ち込んだ。即世界戦争勃発、、とはならないが、戦争嫌いのトランプがまさかの行動を取ったせいで、これが引き金になり数多の国を巻き込むやも知れない。しかしこれが正しいチョイスなのかどうかは現時点では何とも言えない。先ずイランは限定的であれ確実に報復はするだろう。ドル基軸の西側経済を破綻させようと思えば、エネルギー源の補給路を抑えて閉めてしまえば西側経済の首根っこを締め上げることになる。イランはその拠点ホルムズ海峡を封鎖する。しかし本当に封鎖するかどうか。当然日本は多大な影響を受ける。いや最も影響を受けるのが日本だろう。しかし中国だって同じ補給路を使っておりイランにすれば同盟国中国の嫌がることには躊躇するはずだ。ということで現時点では何とも言えない。米軍の核施設攻撃によって、ネタニヤフの核を持つイランに対する攻撃、というのは言い訳としてはなくなるので、アメリカがイスラエルの更なる攻撃に対して一言持つことにはなる。こうやってあれやこれや思索しているうちにトランプはイスラエルとイランに停戦を認めさせたようだ。それがどの程度のものかは未だにわからないけれども、トランプ流の駆け引きで先ずはウンと言わせたのだろう。とにかく即世界大戦への道か、、と思われたのが一先ず立ち止まることができたのは良かった。ドル基軸信任への懐疑、アメリカの弱体化、政府の莫大な負債を抱えて二進も三進も行かないアメリカを抱えて、それなのに或る時はエースを、そして或る時はジョーカーという、我々が思いもしないカードを使いながら秘策を出し行動しているのは流石としかいいようがない。今回はトランプであってもネオコンの言いなりにならざるを得なかったのかと、随分心配もしたが天の試練を掻い潜り選ばれた人物だけのことはあるようだ。

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