2023年8月16日水曜日

今日の想い 1249

 いつ終わるとも知れない暑い日々を送り、滴り落ちる汗を拭いながらもこの体験の意味を問うてみる。これは異常気象だと毎日のように報道は伝え、それを真に受けてどうなるでもどうするでもないのに、そうか異常気象かと納得を強いられ、溜飲を下げる条件反射のみで他に成す術を持ち得ない。極めて動物的な単純思考のままそこに霊的成長は伺えない。人類は歴史を通して声を発する者、声を大にして先導する者に従ってきた。そんな大衆に従順な者達からは摂理を捉え歴史を導く者は出てこない。熱い最中、盆が来るというので田舎の墓の周りの草刈りに精を出した。ご先祖様を想う日々の私であれば、こんな大草で占拠されるに任せることはないのだろう。「お墓に私は眠っていません」と何度も耳にするものだから、別に大草が生えようがどうしようが問題ないと放って置いたものの、それでも周りは盆くらいは草刈りしているので、その同調圧力を覚えたわけだ。そんなことだから先祖への想いは薄いが、それでも陽に照り付けられながら滝のように流した汗で供養した。私達が常に言われ続けた言葉、「汗は地の為に涙は人類の為に血は天の為に」、この極暑の日々、皆が汗を流しながら地に対して供犠している。暑い夏になると大地震を誘発するという科学者もいるように、地の変革を滞りなく完結する為に人類の汗の供犠が必要なのかもしれない。地軸の移動(ポールシフト)であるとか、自転の反転であるとか、新大陸の隆起であるとか、様々な地球の展開の噂が耳に入ってくるけれども、おそらくそれに合わせる形で人類の国家システム、経済システムを始めとする様々は社会的システムが、摂理の要求に合わせて変容されていくのかも知れない。来週はBRICSの会合が南アのヨハネスブルクで開かれ、金本位制或いは基軸ドルに対する通貨制度の立ち上げの噂に西側諸国は戦々恐々だ。

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