2023年9月16日土曜日

今日の想い 1259

 円にしろドルにしろ、お金の価値をどう捉えるか、もっというと今まで円という紙切れとドルという紙切れに価値を見ていたが、果たして本当に価値があるかどうか、大体にして通貨とは何かを今人類が問われている。これから価値の本質に気付くかどうかが、万物を代表するかつての通貨の役割以上を担う万物王を見出し、更に主管できるかどうかの岐路に立ち、真の万物の主管主としての方向に舵をきれる。私の岐路は以前の投稿に記したように、或る時突然出くわした。営業が終わって従業員皆が出払って、一人ダイニングの掃除をしている真夜中の出来事だった。簡潔に言うなら、一枚の薄汚れたペニー硬貨を見つけ、それを大切に手の平にのせて涙を流した。それはペニー硬貨が見捨てられた嘆きを私に訴えたからで、ペニーと共に涙した。愛してくれる主管主のいない万物の嘆きだった。ドルは基軸通貨としていくらでもプリントできたし、ドル通貨国のアメリカは国債発行(借金証書)すれば他国がいくらでも買い上げてくれた。しかし借金は当然のように毎年増え、GDPを優に超える累積借金でもまだ借金し続けている。コロナショック以来、インフレが跳ね上がってきて初めて通貨の価値が目減りしていることに国民はやっと気付き始めている。しかし食口が後天に入っても信仰観を変えることができないように、半世紀をかけて染み付いた世界の民のドル通貨信仰はそう簡単に変わらない。茹でガエルならず、逆にドルの価値が次第に冷えていって知らない間に氷漬けになるという氷漬け経済を数年を待たずに見ることになる。映画Day after tomorrowは地球寒冷化による氷点下世界だったけれども、おそらくその経済版を見ることになるだろう。気温は益々上昇する中での氷点下経済を誰が一体イメージすることができるだろうか。BRICS+αの経済圏通貨が取って代わる?中央銀行が破産し国家発行によるデジタル通貨になる?様々な経済覇権の見通しが行き交うけれども、おそらくどれ一つ的を得てはいないだろう。しかし確実なことはドル基軸体制は役割を終えてしまった。そして氷漬け経済が世界人類を襲う。そして氷漬け経済の中から新しい通貨価値が芽を出し、新たな経済の活力をうねらす。そこには予想だにできなかった天の知恵が働いているはずだ。新たな経済を泳げる人々は、それまで地上では日の当たらなかった或る霊的感性を育んだ人々だ。万物の本質を心情的次元で見出し、愛して生命を吹き込める霊的感性だ。祝福家庭食口達にはその先陣を担って欲しい。果たしてそれまでに食口達は、良心革命を為して後天時代を生きる術を魂に備えているだろうか。日本の教会のこの危機こそが日本食口の目覚めの大きなチャンスだ。善神は悪神の背後に必ず隠れている。この迫害の時代を我慢すれば大きな恵みに与るとただ待っているのは、それは摂理観に立っていない無責任な御利益信仰に他ならない。

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