2023年9月17日日曜日

今日の想い 1261

食口の誰もが知っているように教会は三分裂した状態にある。しかし教会が分裂したのであって真の家庭が壊れることはない。御母様には御母様の言い分がある。それぞれの子女様にもそれぞれの言い分がある。そして食口の大方は絶対信仰の観点から御母様に従っている。もちろんそれが普通だろうし当然なのかも知れない。それは論理的に考えての行動ではなく、御母様は御父母様一体圏を成立させる御母様であってほしいという期待からそうなのだろう。私の立場は三つのどれとも異なるが、しかし全てに賛同しているとも言える。先ずそれぞれが党派をつくり袂を分かっているけれども、どこかに所属してしまえば分裂を事実として認めたことになってしまう。私はどこまでも正反合ではなく正分合だ。真の家庭は一つであり、真の家庭に繋がる私達も一つだ。袂を分かっているのは家庭内でのことではなく党派、すなわちどう解釈するかの観点で異なっている。異なっていようがどうであろうが真の家庭は一つで分かち様がない。韓国ドラマを見るように壮絶な遣り取りがあるけれども、一つであって切っても切れない関係だからこそこうも激しくできる、と見ることもできる。お互いを敬い笑顔で褒め合っていれば一つなのかというと、決してそうでもないだろう。親子間であっても熾烈な応酬をほぼさらけ出しているのを見れば、そこに、臭いものには蓋というような隠し事もない。食口の多くは悲観的に捉えているが、これも摂理であって、起こる全てに蕩減的側面と創造的側面があるように、こうなればこそ前進できる創造的側面も見出せるはずだ。現実的に一つかというとそうでないことはわかるし、それを無視して一つだと言い続けることに意味はないが、現実は通過点であって霊的な事実を見届ける感性を失ってはならない。そしてそこに見えてそこから受け取るものが御父母様の勝利圏だ。今の状態を真の家庭は壊れたと認識するのは、御父母様一体圏から何の恩恵も受けなかったと溜息をつく者達の恨み言に過ぎない。壊れたと認識することで信仰を投げ出すのであり、心情圏の少しでも相続した者であるならそういう結論は出さない。

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