イスラエルとイランの関係性が今後どのようになるのか。しかし今までのように常に仲違いしながら時折攻撃したり少し引いたりの繰り返しを永遠に続けることはできない。イスラエルの中にも強硬派ネタニヤフに反する勢力もあるし、イランだって現体制に対して批判的な勢力だってあるのでこれまでのようにイスラエルもイランも一枚岩ではない。ネタニヤフは毒草が政権に生えるほどに長すぎたし、イランもイラン革命以降のイスラムシーア派である最高指導者ホメイニからのハメネイという政権に対して批判は年々高まっている。だから今では反勢力も含めて様々な動きがある。しかしイスラエルの世界的影響力は様々な国に浸透し、勿論アメリカ内部にも深くかかわっていて、その点に関してイランはイスラエルに対してどうしても孤軍奮闘の域を出なかった。小国イスラエルがあれほどに影響力があるのはまさにそこにある。ユダヤ民族から日本はこれからどう対外政策を取っていくかを学ばなければならない。日本が世界の情報を手にし、また世界各国への影響力を持とうとするなら、ユダヤ民族が世界に散って行ったように、中国が華僑や華人として世界に在留や移住して生活基盤を立てているように、日本人もまた世界に出ていくことが結局日本を護ることになる。その意味では教会はアボジの国際マッチングによって日本のどの団体よりも海外移住を成し遂げている。にも拘わらずその情報網や影響力を日本に対して持てないのは、日本の教会が、日本食口が、日本を何とかしようと思えるほどに日本に対する愛情を持てていないからだ。原理の何処を読んでも日本の国を愛しなさいとは書いていない。二世の訴えを聞いても、信仰の自由や彼等の幸福になる権利は叫んではいるが、このままでは愛する日本が滅びるという憂国の言葉とか日本を愛するが故の言葉は聞かれない。この日本を愛さないのであれば、日本から追い出されるのは別に解散させられようがどうだろうが日本の霊的背景から守られることはないだろう。私はこの日本がどれだけ私を包み愛してくれたかを知り、また日本を愛する意志を育むためにも一度日本から飛び出すことを強く勧める。故郷は遠きにありて思うもの、ではないけれども、日本を外から見て故郷日本への想いに至ることは、み言葉を信じれば尚更強くなると思っている。
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