石破政権はとんでもないポカをしでかした。もちろん関税交渉の件なのだが、どうしてここまで愚かな提案を飲むに至ったのか、よっぽどの経済金融音痴か国を貶める使命に燃えているのかそれとも只の馬鹿なのか私にはサッパリわからない。こんなものを飲み込むより25%だろうが35%だろうがアメリカが提示する関税を受け入れる方が余程良かった。車に関税をかけられて払うのは輸入元でありディーラーでありそしてアメリカの消費者だ。アメリカで売らなければ関税100%だろうが関係ないし、輸出が全てだと思うなら関税かけられても買いたいとおもう車を作る以外ないだろう。トランプは関税の影響と同じような働きをする日本の消費税に対して文句の矛先を向けていたのだから、消費税を無くしますと言ってしまえば交渉の余地はあったはずなのに、交渉といってもお願い一辺倒だから結局ババを掴むことになる。これで日本には交渉のカードとして持ち合わせているものが全くないと世界に曝け出してしまった。これから日本は関税で輸出は減るは80兆円もの大金を出すはで国民の首を荒縄でしめあげるわけだ。消費税減税どころか20%越えになるかも知れないし、虎の子だった年金基金は空っぽになるかも知れない。実際25%の関税が掛けられたとして、アメリカ市民がどこまで我慢できるか、ましてや米国産車であっても組み立て工場を国外にもっているとか部品は国外から調達しているとか何だかんだで国内企業も関税のあおりを喰らうことはわかっている。これは現代の黒船(鎖国あらため黒船)政策であってこれが数年を超えて続けられるはずがない訳で、そこまで見通して交渉に臨んでほしかった。日本が対米追従路線を取っているとしてもここまで従属する必要など毛頭なかろうに、日本の交渉能力はここまで堕ちてしまったかと悔しくてならない。
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