私達が装う衣服や装飾は、過去の人類の形状と関係している場合が多い。神様は天地創造の時と同じくして人間の創造を開始されたのであり、鉱物的光の存在から植物存在としての人間の時期があり、そして動物存在の在り様を経て現代の人間存在の形状を取っている。動物創造の時代、人間は爬虫類のような形状を備えた時期もあったし、更に遡って植物創造の時代、人間は植物形状を備えた時期もあった。根である頭部を地中に埋めて、枝である四肢を空中に伸ばして活動していた。もちろん地球の様相も現代に至るまで変化してきたのであり、埋めていた当時の地中は光が濃縮されたような状態だったし、空中は未だ霊界地上界の境界すら明確でない混沌状態にあった。今の植物は形状に於いては人類の先祖にあたるというのは正しい。女性が装うスカートは実はこの植物時代の様相を表していて、降り注ぐ光に向かって花弁を開く花とスカートをリンクさせている。花が咲けば雄しべ雌しべがその役目を果たせるように、スカートは成熟した処女の在り様を表現している。雌しべは体中深く子宮の入り口である子宮頚部へと、人間的在り様にまで進化させているが、基本は植物の上下をひっくり返したのが人間だ。植物は自然の愛である光に向かって花開き、女性は真の愛を受けるべく花開く。
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