時の流れに身をまかせ
もしもあなたに会えずにいたら、私はなにをしてたでしょうか。平凡だけど誰かを愛し、普通の暮らししてたでしょうか。時の流れに身をまかせ、あなたの色に染められ、一度の人生それさえ捨てることもかまわない。だからお願いそばにおいてね、今はあなたしか愛せない。
歌:テレサテン 詩:荒木とよひさ
アボジアボジと内面で呼びかけながら一軒一軒たずね歩いた。来る日も来る日も、雨の日も雪の日もたずね歩いた。断られて足が重いと、自分で顔をひっぱ叩きながら足を進めた。アボジの名が世界に轟き、すべての民が再臨のメシヤとして受け入れると、、そう信じて耐えてきた。しかし旅の終盤を迎えた今、詐欺集団だと国民誰もが指さしている。人にも理解されず、天にも見捨てられながら、自分自身に問い続ける。誰も聞く耳を持たなければ、自分自身に問い続けるしかない。良心の応えを待ち続けるしかない。良心を裏切ったとは思わない。だから良心にたずね続ける。ひたすらたずね続ける。昔は地上を重い足をかかえてたずねたけれど、今は内面世界を重い足をかかえてたずね続ける。一度の人生は捧げたつもりでも、今尋ねるべき良心は愛せているだろうか。