2024年10月23日水曜日

今日の想い 1334

 岸田元首相はここ広島が地盤だ。まさかこれほどに世論迎合になびくとは思ってもいなかったけれども、期待に違わず、というか期待を超えてとことん日本を貶める方向に舵を切ってしまった。中でも教会を反社と断言してしまったのは歴史に残る大汚点だと思っている。教会がどれほど自民党を応援してきたか解っているのだろうか。党内左派だから党内の心ある議員の誰も彼に説明できなかったのだろうか。裏切りのユダがまさかこの広島から出たことは実に情けない。石破議員がどういう訳か票を稼いで総裁になり、今まで彼が言っていたことは何だったのかとあきれるほどに元首相の方針通りに言葉を変えている。いわば石破の皮を被った岸田首相の登場だ。石破は石を破壊すると書く。キリスト精神の破壊者にならないことを祈る。選挙会場で食口それぞれが誰とどの党に一票を入れるのかわからないが、恩讐になってしまった自民党をそれでも許し愛す、野党は益々反教会であれば自民党に頼らざるを得ないと判断し一票を投じても、それで世界の混迷の滝壺に堕ちる運命となった日本丸はもはやどうすることもできないだろう。元首相はあきらかに世論に押しつぶされる恐れから教会を反社と言明した。彼には、というか平和ボケした日本人全般に言えることだけれども、責められて村八分にされるという恐れが小動物のように魂の大方を占めており、自らの議員生命、社会生命を賭してでも日本国を想うという意志が魂の中心にはない。日本民族としての精神の支柱が立っていない。彼もその恐れから世論迎合(いやマスコミ迎合)して反社発言をしてしまったけれども、一晩の安らぎはあったかも知れないがより以上の恐れに今は苛まされているはずだ。その恐れから首相を降りたとは思うが、位置を離れたとしてもその恐れから逃げられない。それは一つの良心作用だからだ。もし己の良心に逆らえば良心は牙を剥く。私自身がそういう過去の悔悟があるものだから彼がどういう状態にあるかよくわかる。しかしユダにはユダの役目がある。ユダのやってしまった結果で他の弟子達は内面をイエス様に委ねて微睡んでいた立場を壊されてしまう。イエス様に責任を押しやってイエス様イエス様と付いて居れば良かった幼子の信仰から、自らで判断しその結果に責任を持たざるを得ない大人の信仰を要求される。私達食口も、反社のレッテルを貼られてしまい先天の信仰観という殻を破って良心を中心とする新たな信仰観を要求されている。

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