2024年10月23日水曜日

今日の想い 1335

 こと経済に至っては共和党のトランプ候補になろうが民主党のハリス候補になろうがさして変わりはないかと思っていた。しかしハリスは今の経済政策である緩和策を続けるだろうから半年くらいはぬるま湯か更なる国債増加でバブル崩壊の先送りを図るが、もしトランプとなるとアメリカの中央銀行であるFRBにデジタル通貨の発行は認めないという発言が数か月前にあって、その意味するところは国家経済がFRBという国際金融資本からなるものに牛耳られていて国の基本である通貨発行権を握られている、というトランプなりの理解がなければそんな発言はしないだろう。もし通貨発行権を国家(財務省)が手に入れれば、国債を中央銀行が引き受けなければ通貨が市場に回らないという懸念はなくなる。と同時に今35兆ドルを超える莫大な借金を抱えていてそれを国家権力の意志でチャラにすることができ財務省から新たな新ドル通貨、トランプドルの発行ができる。そこまでトランプが画策しているのならバブル崩壊はハリス政権以上に間近なのかも知れない。どちらにしろ通貨を刷り過ぎたことによるバブル崩壊は既に決まっていて、ハリスなら先送りだが伸ばせば伸ばすほど崩壊の規模は倍々になるということであり、トランプならなるべく早く崩壊させてその規模を抑えようということになる。2025年危機説が巷で言われているが、こと経済に関しても2025年が過去の経済金融歴史になかったヒマラヤ級の山場となる。トランプはビジネスマンだし副大統領候補のバンスも経済に明るいから、金融経済をどう立て直すのか見ものではあるが、ここまできてソフトランディングできる道が残されているとはどうも思えない。

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