アメリカは、アボジが予言した通りに国運を下げ続けている。トランプへの期待度が大きかっただけに、彼こそが摂理的人物かと私でさえも期待はしたが、やることなすこと、そして何よりもその言動は国運を失いこそすれ、MAGAの言葉通りとはならない。アボジが語られた通りに斜陽するアメリカであれば、逆の意味でトランプは摂理的人物だと言えるのかも知れない。関税にだけに留まれれば、何とか許されるかなとも思ったが、イランに手を出した辺りから世界を牽引すべきアメリカの大統領としては相応しくないという強い思いに変わってしまった。民主党政権バイデンほどの酷い大統領は出てこないだろうと思っていたが、トランプがこれほどの大言壮語で、MAGAがこれほどの独善主義となると、どちらがいいとも言えず唸るしかない。当選当時とは随分支持率は下がりはしたが、それでもトランプを信奉する者達はまだ多くいる。この中間選挙の結果がどうなるか、共和党が負ければトランプ政権はレームダックだ。副大統領か誰か立てざるを得ないだろう。トランプ政権の関税から始まる足掻きは、前政権の、先を全く考えないドルのバラマキも含めて、莫大な40兆ドルにも及ぶ負債を抱えていることが原因ではある。バイデンによるロシアの外貨準備口座(ドル口座だから当然アメリカにある)凍結によって負債国家通貨でありながらも基軸通貨であるドル通貨の信用失墜を世界に公言した格好だ。BRICS国家を始めとして世界の中央銀行はドル外貨より金銀の現物にシフトしている。GOLD-ETFは金そのものと同じ値動きをする仕組みではあるが、所詮ペーパー商品、すなわち扱う証券会社が倒産すれば紙屑になる。ETFは売買が簡単だし現物と違って保管料もいらないし、さらにレバレッジ(てこの原理:少ない投資で数倍十倍の売買が可能)もかけられて、それ故に価格のボラティリティが大きくなっている。しかし現物投資している中央銀行などは買いはしても売ることはない。中国は既に現物預かりのないGOLD-ETFは廃止の方向で動いている。ということは中国は十分すぎる金地金の保有があるということだ。通貨を制する者が世界を制する。どう控えめに見てもアメリカより中国に経済覇権はあり、トランプ政権は莫大な負債故に足掻いているようにしか見えないが、果たしてどうなるか。イラン戦争で露呈したように、もはや武力ですらドル体制を維持できない。日本もアメリカ従属一辺倒でいいのかどうか、この舵取りに国家の存亡がかかっている。
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