2008年7月5日土曜日

やっとの手直し

住宅バブルをほったらかしにした付けが襲っている。ドルと住宅価格は下げ続けオイルや物の価格は上がりっ放しだ。景気後退くらいで済まない段階に突入している。うちの店とて例外ではない。昨年の夏が過ぎた辺りから毎月計ったように前年比一割減で推移してきたが、恐らく更なる減収になると思う。全てのフードコストは上がり中には三倍にも達する物もあり、ここまで上がると客の反応等気にする訳にもいかず値上げするしか方策はない。上げて売り上げが増えるわけではないが他にコスト高をカバーできる策は見当たらない。コストが高いからという言い訳だけでは能が無いので何かプラスアルファと思いカーペットを交換した。本来なら内装を変えたのが六年前なのでそろそろ全般的手直しをする時期には来ているが、これだけ経済が落ち込むと、なるだけ大きな支出は慎みたい。と言うことで足場を固める意味でカーペットとなった。今までは業者に頼んでいたが丸一日潰れるし、何千ドルとチャージされる。色々考えたが自分で購入して配達してもらい内輪の従業員でやっつける事にした。何分最初のことなので不安は尽きなかったが案ずるより産むが安し、意外とイメージ通りに事が運んだ。営業の後なので皆疲れていたが力を合わせて最後までかんばってくれた。従業員皆を送った後、お払いの意味で啓拝を捧げ祈祷を捧げた。言い訳を得てメニューの値段を上乗せさせてもらい、気持ち良く再出発できる? しかし混乱はこれからだ。経済混乱の濁流に世界が巻き込まれ、ナイアガラかイグアスか、世紀の大フリーホールに突入する。

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