2014年7月16日水曜日

今日の想い 764

私は新しい歴史の開拓者だ。新しい歴史は基元節を越えて始まったばかりだが、私が存在している先天時代からの事情圏、環境圏は遠からず消滅してしまう。そうして私自身も、新しい歴史の住人となるために、全く新しい存在様相を呈する者とならなければ立ち行かないだろう。事情圏環境圏はどんどん融解していく。事情圏環境圏が融解していくとは、固定化されていた先天時代の概念が崩壊して、全く新しい概念として光を放つようになる。概念が変われば観が変わる。人生観や価値観、そして世界観や死生観などのあらゆる観が変われば認識も意識も変わる。認識や意識が変われば生活も変わる。人類の殆どはこの起こっている事実を知らない。人類殆どが知らないばかりか、み言葉を知る統一食口でさえもこの事実に気付かない者達が多い。気付かずに相も変わらず先天時代の事情圏環境圏にしがみついて生きている。程度の差こそあれ自分もその内の一人ではあるのだが、、。霊界が愛の呼吸で生活する世界であるように、地上の生活は空気を呼吸して生活している。しかしこの世的な愛ではなく真の愛の概念として受け取られることで愛の呼吸という言葉が成立つ訳だが、地上の生活も物理的な空気を呼吸するのではなく、物理的なものを越えた真の空気とは何だろうか、真の空気を呼吸すればどう変わるのだろうかと言ったような、内的霊的知への関心が高まらない限り、先天時代と同じ事情圏環境圏に住み続けることになる。先にも言ったように先天時代の事情圏環境圏は消滅する。とにかく献金しなければならない、伝道しなければならないと躍起になるとしても、伝道するに自分が復活して活かされている実感を持ち得ずにどうして相手を揺さぶる霊的喜びを与えることができるだろうか。伝道の勝利は確実に、新しい歴史が出発することによって創造される新しい事情圏環境圏を把握するに応じて為されるものだろう。何処の誰が、先天時代と同じ事情圏環境圏が変わらないものとして存在し続けるのに、誰からも揶揄され白い目で見られ、カルトの一つに括られてしまう統一教会員になりたいと思うだろうか。世界も社会も確実に変革している。そしてその変革は紆余曲折を辿るとしても真の父母を中心とする人類一家族思想へと向かっているのもまた確実だ。統一食口は世界と社会の変革にどう着いて行ったらいいのか、対処したらいいのか翻弄されているけれども、本来は地上天国の環境創造の為の変革であるはずで、グローバル社会もインターネット社会も創造理想を知る私達がリードしていくべきだ。確かに今の時代を担う若者は新しいツールに対して順応性もあり更に新しいプログラムを創るのにも創造的だ。若い者には適わないと時代遅れの器を嘆くのではなく、彼等以上に、彼等を越えた位置で、概念を提示し価値創造を為す私達であるべきだ。私達は新しい歴史の開拓者だ。真の愛の血統圏に属する者がどれほどの価値創造を為していくか、人類が驚嘆の目で私達を見る時が必ず来る。いや、来させなければ戴いた祝福を腐らせた者になってしまう。

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