2014年12月13日土曜日

今日の想い 822

側から見れば一進一退の状況でも、内的霊的に見れば確実に勝ち取った条件は積み上がっている。その期待感を保持し続け見失ってはならない。その期待感が高まるにつれて、希望が誘われ出て姿を現してくる。そう、期待感があって希望が現れるのであり、先ず希望ありきで期待が高揚してくるのではない。希望がないと言って塞ぎ込むのではなく、私の中に信仰に裏付けられた期待感を膨らませることこそが、能動的創造的、そして主体的な環境主管主としての人間の有り様だ。既に取り決められ枷を嵌められた運命的存在から、希望を見出し理想を求める天地自由人へのトランスフォームが為される。如何に悲観的に受け取りかねない要因であるにしても、信仰者にとってはプラス要因にはなってもマイナス要因にはならない。いや、させないという決意と覚悟が必要だ。それは決して能天気な人間になれと言うのとは違い、現実の厳しさは厳しさで甘受しながら、それでもそれに主管されない肉と心魂を超えた精神的霊的有り様の自分を建てることを意味する。それは霊的に見れば確実に一柱の柱としての霊人体の背骨が太く強くなっている。

0 件のコメント: