2015年7月20日月曜日

今日の想い 864

全ての存在は相対的関係で存在している。霊界は主体であるけれども地上世界との主体対象関係で存在しているのであって、霊界を創造されてそれから地上世界を創造されたのではなく、霊界と地上界を対で創造された。表を作れば裏ができるように、霊界を創造するということは対象としての地上界を創造するということだ。真の父母という言葉も真の父が立つためには一方で真の母を立てることは必然であり、真の父として立ち、それからおもむろに真の母を立てるということは存在定義として原理上矛盾している。真の父は勝利されて完成完結完了されたけれども真の母は失敗する可能性、否、失敗されたことを訴えておられるが、真の父母は対であって片方が勝利されて片方は未だ勝利の途上にあるなどと言う言い方も矛盾している。御父様を愛しておられるように御母様を愛しておられることは重々承知しているけれども、御父母様一体を否定されるのはどうかと思う。三男の御子女様がそうであるように、七男の御子女様の問題もカインの子女としての祝福家庭がその責任を全うしていないことが現実の背景にある。カインの立場でアベルの立場である御子女様達を一方的に非難するのはカインアベルの原則を否定して悪魔の片棒を担いでいることと同じだ。では言い分の異なるそれぞれの御方に付いてしまえばカインアベル一体かというとそれも違う。あくまで御父母様の願いを中心として一体になるべきは当然だろう。真の愛が関係性に関与する為には、地上人間が先天的な愛の秤では首を傾げるような現実が起こり得る。事実起こっていて、食口ですらそこに真の愛の関与、すなわち天の関与が関係しているなどとは到底思えないだろう。御父様が聖和されて、全てが混乱し全てが破壊されていると思っている。もちろんこの状況で何の心配もないと、能天気に過ごすことが食口のあるべき姿勢だとも思わないが、御父母様の勝利圏に対して疑いを抱くような姿勢では立つものも立たず働くものも働かない。御父様の勝利は御母様によるのであり、御母様の勝利は御父様の勝利によるもので、その一体圏を否定すれば重生祝福などあり得ない。祝福家庭などあり得ない。御子女様ですらあり得ない。

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