2015年7月21日火曜日

今日の想い 865

一日一日が飛ぶように去っていく。遅れをとるまいと遮二無二に付いていこうとするけれども、去っていく日々を数えるので精一杯の状態だ。あらゆるものが変革されていく。関心のある事柄にのみ意識が釘付けられていると、天地一体圏に合わせるように変革される世界を見届けることはできない。そして消えゆく世界から新しく現れる世界へと、それに合わせて自分も変革されるべきなのに、消えゆく世界に足場を置き続けている。先天のその世界の消失と共に、そこに足場を置いていた自分も消え失せていく。御父母様が開いてくださった新しい後天開闢時代は、天が主管する全く新しい世界だ。そこは天が主管する時間が流れ、天が主管する空間が広がり、天の意識としての新しい光が満ちている。新しい天地の到来は新しい神様としての「天の父母様」の到来とも言える。先天の堕落圏に柵(しがらみ)を持つ旧来の世界認識は通用しなくなる。その認識からすれば全てが破壊されていくかのように見えるけれども、実は変革している。天地一体圏の後天時代にふさわしい存在に昇華(アセンション)していく。食口であっても同じことだ。信じていたものが悉く壊されていく。培ってきた基盤、それが信仰基台のようであれ実体基台のようであれ、内外の土台が全て崩れ去っていく事態に直面する。しかし後天開闢の新しい意識からすればそれは壊されていくのではなく新しい世界の孵化が始まっている。いろんな問題が生じ、そこに責任を責任者に追求してみたり、旧来の世界認識、既に寸法の合わない秤で善悪判断をしたりと焦っているけれども、天暦の暦(こよみ)でもって後天時代の時代精神に合わせなければならないように、新しい意識の光による新しい認識で物事をみなければならない。私達は地上という胎の大きな変動を経験している。そして堕落圏であった地上から天の父母が主管する本然の地上天国が創出される。堕落圏に住んでいた者達は、意識の産道を潜り抜けなければ新しい世界を見ることはない。その先導役は御父母様であり、御父母様の分霊を頂く神宗族メシヤ達だ。私達は個人の救いを標榜する為に導かれたのではなく、氏族の救い、民族の救いを買って出たものたちだ。その使命を真摯に受け取り、成就させると決意覚悟するならば必然的に御父母様に従わざるを得ない。御母様がおかしいだの、協会幹部達の汚職だの、もしそんな問題が解決されれば氏族復帰が大きく進み、氏族を引き連れて地上天国への産道を抜けることができるというならその追求を勝手にすればいい。しかしそういう者達は霊界がわかっていない。救いの何たるかがわかっていない。今の時がわかっていない。好き放題言葉を駆使して批判して、そんなのは道楽に過ぎない。絶対信仰ではなく道楽信仰だ。

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