2007年7月9日月曜日

瞑想(2)

安楽な想いの中に心地よい感情の中に、本質をみいだすことは難しい。困難な状況の中で様々な感情が自分を苛む時、本質は浮かび上がってくる。全ての起こる事柄の中に自分に取って無意味なものは何一つ無い。謙虚な心でその意味を尋ね請う。その意味するところをどうか教えて下さいと懇願する。自分は既に知っているという傲慢な心で本質を見抜くことはできない。謙虚であればあるほど事の本質、生きることの本質、宇宙の本質、を得ることが出来る。自分の中にある固定観念を打ち砕け。自分と言う定規で決め付けることをあきらめろ。嘔吐してヘタヘタと身体の崩れ折れるように自分を無力なものとする。そうすることで幽かな自分の生命力を広大無辺な宇宙の力に取って代える。

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