2008年6月6日金曜日

今日一日の色合い

今日と言う真新しい一日をどういう思いで受け取るか。変わりない環境と変わりない生活。昨日までの問題が今日も厳然と横たわり、何の解決策も見えない。ため息をつき目を逸らし続ける。自分の中に悶々とした想いを溜め込みながら、何ら変わらない一日をまた遣り過ごす。見えない縛りに五感がかけられ、見てはならないものを見せられ、聞いてはならないものを聞かされ、触れてはならないものに意識を釘付けされている。人により同じものを見ても受け取るものは違う。映り込むものは人によって違う。そこに疑問を持つべきだ。自分の五感を通して入ってくる情報に自分が惑わされていることに気付かない。自分の内面に届く印象全てが自分の感情の色で表されている。否定的な色合いで届いた印象は自分自身を否定的な色に塗り替える。そこに気付くものは少ない。しかしそこに気付いたものは変わる。確実に変わる。自分の夢を見出したもの、自分の夢を実現したもの、彼らはチャンスを毎日の受け取る印象の中に見出した者であり、また見出し続ける者達だ。多くの者が受け取る印象に何の新しいものも見出せず否定的想いに曇らせるが、彼らはそこに夢への道のりを見ている。人は夢を持ってこそ活きる。夢をもってこそ本当の目が開ける。自分の環境を夢の実現の為の道具とする。一日一日が夢実現の為の一里塚となる。悶々とした惰性の一日など一つとしてない。仕事を探しにくる者に大きく分けて二通りある。生活の為に働きたいという者と将来の夢を持ち実現の一つの手段、一つの段階として働きたいという者。成長の度合いが格段に違う。内面に受け取る印象の色合いが違う。今日一日の色合いが違う。活き活きとした色合いで内面が満たされている。

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