2024年8月14日水曜日

今日の想い 1315

 宮崎県日向灘を震源とする地震が起こった。気象庁は南海トラフ地震への注意を喚起して、宮崎近辺だけのことだという他人事を日本の広範囲に及ぶ国民の事であり自分の事として意識させた。日本列島は北東から南西にうねる竜の背中に乗っかっている。日本はこの竜が激しく動けば列島もろとも太平洋にずりおちてしまうという、大陸上の国とは全く異なる状況にある。異なる状況どころか日本人もろとも海の藻屑と消えかねない運命にあるのが日本だ。それを思えば日韓トンネルは地獄からの避難トンネルになり得ただろうに、政府は教会を潰すと共に日本人の生き残りの道筋も潰した格好になった。勿論資金の理由からなのか何なのか、早々に頓挫したままであって特に今回の件で潰されたという訳ではないのかもしれないが、希望は断たれた。南海トラフ地震は巨大地震と言われるけれども、震度やその範囲、また津波の高さや範囲による被害のみならず、インフラという生命線が寸断されることによる被害も含めて予想できない。おそらく全国民がその時になってみないとわからないというのが実情だろう。東北の比ではないことぐらいはわかるが、だからといって避難する場所や道筋、取り敢えずの備蓄、それくらいの準備の他はどうしようもなく、何があっても受け止めるしかないという心の準備しかないだろう。「心の準備」をどうしようもないという意味で使うことが多いけれども、自分の心に聞いて行動するのが最善だろう。心に聞いて心の赴くままに行動するという、これもみ言葉に触れない人々に対する天が願う良心啓発のひとつだと思う。日本人は災害の苦難を経ることで霊的位相の高みへと魂の階段を上ってきたし、南海トラフ巨大地震が起こるとすればそれもまた日本人に対する内外の摂理だろう。

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