2013年2月9日土曜日

今日の想い 528

一方で真紅のバラのみ旨への情熱を持ち、その一方で真白なユリの高潔を持つ。兄弟と言いながら、実のところ自分のノルマ、実績を出すことに汲々とし、他の食口に対しては随分冷たい部分もあったはずだ。情熱はあったのかも知れないが高潔さが備わっていただろうか。投入して投入して、さらに投入して、摂理はその期間を終える度に、次なる摂理が間髪を入れず言い渡されてきた。実質半永久的に摂理の要求に縛られながら投入し続けてきた。その間、多くの離れた食口もいただろう。それでも雑巾を絞り続けるように、離れた食口の分も残った食口が背負って投入しながら、ひたすら全体勝利を目指してきた。日本の食口の歩みは、未来に希望を託さず、先のことを考える未来への目を敢えて潰してしまって、明日の自分を否定し、その日の願いだけを抱えて歩んできた道だ。だからこそ御父様の相対に立てる条件が整った。潰した未来への目、希望への目を誰が代わりに備えてくれるだろうか。苦労して苦労して潰してしまった目で、手探りしながら歩んでいる老いた母に、どうして養生しなかったのかと言えるだろうか。御母様が御父様に対して絶対服従であられたように、母の国日本に対しても御父様は絶対服従を要求されてこられた。その要求に一言の言い返すこともなく受け入れてきたのが日本の食口だ。その凄まじさは他の全ての国の摂理を合わせもっても比較にならない。私は御母様の前に負債があるように、母の国として歩んできた日本の食口の前にも多大な負債がある。日本の食口の前では頭が上がらない。何とかして未来への目、希望の目を備えてあげたい。もちろん御母様が言われるように、氏族復帰、伝道は最重要課題ではあるけれども、かといって己の氏族、自分の伝道のことだけに意識を集中させて、他の食口がどうなりどうしようともかかわりなし、とはこれからは言えないだろう。勝利のパターンをそれぞれが相続しながら、それぞれで勝利へ向かうことも大切だけれども、今こそ食口同士の横の関係を強固なものにしながら、お互いがお互いを支え合いながら全体勝利をもたらすことができるようにすべきだ。氏族復帰実績、伝道実績、献金実績。実績追及はみ旨への情熱という意味ですばらしいし、今まではノルマ追求、実績追及でケツを叩き合って来たけれど、これからの願いに対してはそれだけでは無理な部分がある。それ以上に助け合い精神、為に生きる精神と言う意味で真白なユリの高潔な精神を備えるべきだ。