2014年2月4日火曜日
今日の想い 699
フリーメイソンの精神的系統を辿っていけばソロモン神殿を建てた棟梁ヒラムを中心とする石工集団が存在しており、そのヒラムを更に遡っていくとカインに辿り着く。その一方でソロモンを中心とする祭司集団があってセツがその代わりとなったアベルの系統を受け継いでいる。祭司集団に言い伝えられてきたものが形として記されたのが旧約聖書であり、それと同じように石工集団にも言い伝えられてきたものがあって、それがフリーメイソンの神殿伝説だ。それが聖書のように記されたものとして残っているのかどうかわからないがその伝説にこうある。ひとりの神がエバと交わって生まれたのがカインであり、今ひとりの神がアダムを創造し、エバがそのアダムと交わって生まれたのがアベルだという伝説だ。堕落という問題は聖書には記されているが、神殿伝説はカイン側、すなわちひとりの神である天使長ルーシェル側からの伝説だから、堕落とは捉えず異なる神の系統だと説明するに留まっている。石工集団は要するに当時の先端技術集団であり、この世の神であるルーシェルが地上を主管し把握するうえでいつの世にも先端技術の群れは精神的カインの系統を汲んでいて、現代に於いても科学技術に関与する者達は理神論も含めて唯物論側に立っている。科学は神なき神秘主義、五感感覚を神とする神秘主義だとも言え、化学反応に見るような実に神秘的な体験に関わっている。アベルの系統は神霊と授受し受動的そして直観的であるのに対して、カインの系統は地上と授受し能動的そして認識的な立場を取る。いつの世に於いてもアベルカインの一体化が問題視されてきたが、今までは地上に於いてはサタンが常に先んじており、力あるカインにアベルが後を追うのが先天時代だったのに対して、後天時代は長子権を得た力あるアベルにカインが従っていくのであって、フリーメイソンの精神的背景を受け継ぎながらもアベルに従う立場を取る新カインが登壇してくる。新カインの群れが何処から現れるのか、もし私達祝福家庭の中から現れるのであれば実体天一国の実現は実に早く、御母様が明言しておられる2020年が現実的なものとなる。しかし御父母様の勝利圏の相続が遅いと、外部の群れを教育することで新カインとする時間のかかる遅々とした歩みになりかねない。女人禁制であったフリーメイソンが女性の入会を許すようになったのが象徴的であるように、御父様が言われたようにこれからは女性時代だ。女性と言われるのはあくまで女性であって個体的女を指して言われた言葉ではないと思っているが、それは認識的である前に直観的であり、直観的(神霊を受ける立場)でありながらも地上に於いては能動的な在り様を持っている。統一教会は御父様に愛された女性が先ず訓練され、女性に引っ張られるようにして男性が付いてきた印象があるけれども、2020年に向けての牽引も女性性を前面に立てて為される。新カインの登壇は女性性であり、女性性こそ地上権威の中核であったフリーメイソンを呑み込んでそれを凌駕する新カイン集団として現れる。
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