2018年10月30日火曜日

今日の想い 1018

南海トラフ地震は必ず起こる。必ず起こるけれども生きてきた経験上は今まで起きなかった。だから起こるというのは思考上のことだけで感覚上は起こらないと感じている。それは死についても言えるし、世界経済の破綻についても言える。感覚上は死ぬとは感じていないし、また今日使えるドルや円が紙切れになるとは感じていない。しかし思考上の事柄を感覚上の認識に近付ける能力を人間は与えられている。それが想像を働かせるということであり、イメージする能力を人間は与えられているから未来に対処することができる。このイメージを研ぎ澄ましていくとインスピレーションに至るのであり、インスピレーションできる霊的感性を更に高めていくとイントゥイションとして未来や過去を霊視霊聴できるようになる。しかしそこに至るには多くの地上的能力を捨てなければならないのであり、そうなると生活に支障を来してしまう。しかし現代人の霊的感性はどんどん高まっていて技術革新はそれ故に発展してきた。食口であればここで一つの疑問を抱くはずだ。そうであるなら霊界も霊人体の存在も知り、原罪も消され悪霊も清平で取り除かれ、そうなると最も霊的に研ぎ澄まされるべき食口からどうしてノーベル賞級の発見をする者が出たり経営者としての知恵に長ける者が出てこないのか。しかしその疑問は霊界を認識する者からすれば的を得ていないことがわかる。地上の技術や能力はルーシェルの一群が握っているのであり、歴史的に見ればアベルではなくカインの系統からインスピレーションを得ている。アベルはカインを屈伏させて天に繋げる祭司長の系統を繋げてきた。祝福家庭は天の中心的役割を担っており、すなわちアベルの系統の中心存在として立ってきた。自由という概念も元をただせばカインの系統からルーシェルの光として輝き始めた概念であって、私達が自由の概念を得て自由の領域を広げようとすればルーシェルの屈伏を得てこそ受け取ることができ、更にその一群の屈伏を得ながら自由領域を広げることができる。後天時代に入って食口それぞれに意見できる意識の光を得たのは、御父様の勝利圏を私達が相続したからであり、それ故にこれからルーシェルの霊的専売特許であった自由の翼を広げて摂理の展開を推し進めていくことができる。そして巻頭に記した内容に戻ると、後天時代に入った今こそイメージを働かせインスピレーションを受け取り、精神分野においても環境に必要な技術革新分野においても、そして銀行に牛耳られてきた世界経済分野においても、創造的発展に向けて自由の翼をはばたかすべきだ。地震の先に見えるものがあり破綻の先に見えるものがある。その意味では私達こそD-DAYの先陣を切っている。

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