2009年6月17日水曜日

今日の想い 84

この話が舞い込んできたのは霊界の共助によるものだと言う。霊界が働いているのはその通りだろう。逆に霊界の働かないところは無い。そしてその話を受けることでビジネスが成功することを、既に霊界が約束していると言う思い込みがある。本当にそうなのか。金のなる木がここにあるから買いなさいと誰かに言われて、そそくさと大金を注ぎ込む馬鹿はいないだろう。では霊界からここに金のなる木があるとお告げが来たとしたらどうなのだろう。もしお告げとして受けたのなら、告げた霊的存在は非常に胡散臭い。それを真に受けて資本を投入する。お告げは霊作用には違いないが霊界共助だとか天の運勢とは別物だとは思わないのだろうか。いい話が舞い込んできた、そのいい話とは楽をして金が入る話と捉えての事ではないのか。未だに御利益を頂く事が霊界共助だ、くらいの認識と信仰しかない。金を稼ぐ事がみ旨であり願いだという貧相な発想に捕らわれている以上、いつまでたっても事業体として発展することはないだろうし金すら貯まるとは思えない。舞い込んだ話に霊界が働いていて、一生懸命経営している既存のビジネスには霊界が働いていないとは言えないだろう。汗し涙している所こそ霊界が働いている。舞い込んで来る胡散臭い話に大金を投入するくらいなら、資金不足と人材不足で青息吐息状態を立て直す事の方が優先事項だろう。足元を固めておいて夢に投入するならまだしも、現場の把握もできず闇雲に新しいものに頭を突っ込むなら、その事業体は既に崩壊している。御父様の願いに心底応えたいと思っているのか、そうであるなら余程のビジネスセンスの欠如であり、さもなくば取り敢えず報告できる体裁を整える事だけに終始しているとしか思えない。

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