2009年6月5日金曜日

今日の想い 82

誰がこの方を90歳と思うだろうか。久々の御父様の気炎万丈振りが映像から伝わってきて、よる年波には勝てないと思っていた自分は反省させられた。御父様御自身の気が広い会場を丸ごと覆い、まさしく気炎というに相応しい神霊の渦が場内を吹き荒れ、参加した全ての人々を飲み込み或いは貫通する。圧倒される聴衆は、開いた口からまさしく度肝を抜かれ、み言の炎に炙られ焼かれ、霊界に押されて訳も分からぬうちに頷いている。二時間を優に超える長丁場を休むこともなく、全宇宙のエネルギーが総結集されたように吼え続けられた。御父様にとって目の前の人々が過去にみ言に触れたことがあるとか無いとかは殆ど意味を持たない。誰であれ御父様の面前に現れる人に対しては、与えることに容赦はされない。常人であれば躊躇するような内容であっても、普通では隠されて見えない事柄の真実を直接投げかけられる。普通のこの世の次元では理解を超える内容に触れる時、正しい態度で臨むことで、御父様が真の御父様であることの認識を受け取る事ができる。こんな内容が理解できるるのだろうかと思うこの世的思考回路の頭で判断することを止め、下腹部に触れる内容に対して、恥ずかしい等の感情が涌き起こるその感情を捨て去り、純真無垢な赤子のように、何にも染められていない真っ白な態度でこそ受け取ることができるものがある。躊躇しておられる四大聖人の御夫人達を壇上から声高に呼ばれ、霊人との生活が事実としてあることを示されながら、霊界が地上に降りてきた事実を認識し、霊的な内容が地上に於ける影響に直接的に働きかける時代圏に入ったことを認識した者がどれ程いるだろう。会場のみならず地上の至る所で、億万の霊人の大群が押し寄せ、聴衆や大衆に入ったり働きかけたりしながらも、霊的感性が芽吹いていない者達はあいも変わらず目先の生活と空腹をどう満たすかだけが関心事なのだ。御父母様に侍っていると自認する我々も、明らかな環境変化にも関わらず、己が次元の小さな水溜りに没頭して、大海が目前に広がっていることに気付いていないのではないだろうか。

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