物価高が止まらない。物価高という言い方には国民への誤魔化しがある。本当はモノが高くなっているのではなく、通貨の価値が減っているのでモノが高くなっているように感じるだけだ。一生懸命預金口座に積み上げていっても、確かに引き出さなければ数字は積み上がっているが、その価値はどんどん減らされている。それは国が国債をばら撒いて通貨価値を薄めたからだ。今日の100円は昨日の100円に満たず、明日の100円は今日の100円に満たない。国債という国の借金の意味は、国民が給料と口座の数字だけを信じているうちにインフレでかすめ取られるということだ。国債をばら撒くと同時にその分インフレになればからくりが見えても来るが、通貨はまわりまわるものなので年単位の時差が出て誤魔化せる。年単位が半年単位、さらに月単位になるとさすがに国民は気付くのかも知れないが、株高ばかりをメディアは言いふらすものだからインフレ分を株高分と相殺させ、さらにインフレ以上の株高で気を逸らされている。インフレ経済では通貨以外の資産、株や債券そして実物資産に比重を置く必要がある。必要はあるが信用資産(誰かの負債の上での資産)は暴落するリスクがあるリスク資産であることは常に認識しておく必要がある。高騰した株は必ず暴落する。高騰した理由として会社の価値からではなく買いが買いを呼んで上がり、金融緩和による通貨増刷の行き場が無くて株に回って上がるという、暴騰しやすく暴落しやすい(ボラティリティが大きい)資産だということを頭に入れて持つ必要があるということだ。何の資産を持つとしても、儲けたいという下心がある以上、いつかは万物の裏切りを負うことになる。それは万物の本質、万物主管の意味を知らないものが知ることのできる良い機会かもしれない。
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