2010年4月10日土曜日

今日の想い 161

イエス様が神様を愛し隣人を愛するという愛の概念を地上にもたらし愛が広まっていったように、真の父母は全ての愛の概念を地上にもたらし、真の愛は全ての人類の魂に押し寄せながら感化され広められていく。人類の為に準備された教本教材は、真の愛の概念を魂に植え付け、真の愛を呼吸する魂として変革される。どれほど頑なに堕落的な旧態依然の魂様相を保持しようとしても、言うなら宇宙の魂が既に真の愛によって変容している。宇宙は既に堕落的なものを受け入れる状況にはない。一人の人間が他から遮断された個体であり個の魂だと塀を高くしようにも、食するにも息をするにも外にあるものを内に供給しなければ生きていけないように、魂活動をなすにも霊界との関係性のなかで為されている。好きだ嫌いだと言える以前のこととして、真の愛はそれぞれの魂に押し寄せてくる。真の愛の概念を嫌い偽りの愛の概念に執着するなら、真の愛の波は本来祝福として押し寄せるにも係わらず、整理されるという局面としての審判の働きを為さざるを得ないだろう。宇宙の大変革が事実として今起こりながら、地上の多くの人間は未だ堕落的な思考概念、堕落的な感情生活のなかに没頭している。程度の差こそあれ兄弟姉妹達もさして変わりは無いだろう。やがて全ての堕落的なものが一掃されれば、堕落的概念で組み立てられた魂は食するものを失い息するものも失ってしまう。御父様は六十五億の人類全てを救うべく、この教本教材を広めることを切望しておられる。D-DAYとして時が間近に迫れば、その時にやおら魂の準備を始めようとしても所有する概念がそう簡単に変わるものではない。時既に遅しとなるかもしれない。出版された自叙伝がどれ程ありがたいか。堕落的な魂様相であっても平易な言葉で書かれた文章を追っていけば、十分に御父様の高潔な魂様相に触れる事ができる。触れることで掴んだ真の愛の糸を辿ることが出来れば必ず救いに到る。

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