2014年6月4日水曜日

歴史時代を越える (3)

歴史時代は終わった。すなわち蕩減復帰時代は終わった。基元節を越えて新しい歴史の幕開けとなり、新しい歴史の創造過程を出発している。歴史時代は偽りの父母、堕落したアダムとエバから出発した。新しい歴史は真の父母、御父母様を起源として出発している。真の御父母様が共に地上におられる状況があって、真の御父様が聖和され真の御母様だけが地上におられる状況が今であり、さらに真の御父母様共に霊界におられ地上におられない状況が将来的にある。はからずも(?)基元節は真の御母様だけが地上に残られた状況で迎えた。私達は新しい歴史の創造過程を残られた御母様と共に為している。宇宙の創造過程は火の時代があり、空気の時代があり、水の時代があり、そして土の時代があって、人間が土くれで創られた。火の時代は土星の時代であり、空気の時代は太陽の時代、水の時代は月の時代、そして土の時代である地球時代を人類は生きている。宇宙の創造過程がそうであったように、新しい歴史過程も火の時代、空気の時代、水の時代を経て土の時代を迎えるだろう。人間の創造は土(元素)に水(形態)様相を加えられ、更に空気(心魂)様相を加えられ、そして最後に熱(霊であり自我)様相を吹き込まれた。重生という私の創造は熱(土星)の本性でもあられる神様と一体となられた御父様(太陽)が御母様(月)を通過して私という自我存在(地球)を産み出す。私達は確かに御父様を慕い侍ってきたけれども御母様はどうだろうか。重生する過程をみ言葉の中に紐解けば、御父様の骨髄の中に入り御父様の種となり、種は御母様を通過して産出されなければ重生として産み直されることはない。御父様の骨髄に入り種となるには時空を越えた愛と心情でしか為されない。同じように御母様を通過するのもやはり時空を越えた愛と心情でしか為されないのであって、私達は御母様を慕い侍ることで御母様の中に入り御母様の産道を通過できる。食口誰もが御父母様を慕い侍ってきたけれども、おそらくそれは御父様を中心にしていたはずだ。今度は地上に残られた御母様を御父様以上に慕い侍ることで重生が完結するはずだ。私が御父様の種であるなら、御聖和された御父様にしがみつくのではなく種は御母様の胎内に着床し養分を受け取り育ち、そして御母様の産道を通過してこそ種はその価値を実体化する。歴史時代のままの現実に生きている者が殆どだけれども、歴史時代を超越して新しい歴史を生きているという現実に生きる為には、御母様を御父様と同じほどに、いやそれ以上に慕い侍る私の希望を抱えてこそ新しい歴史の現実は到来する。

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