2014年6月19日木曜日
分派を考える
その時その時に霊的に使命を帯びた者が登場してきた。それは摂理推進の役割を担って現れ、最初は善神として働くわけだが、使命が終わって尚その位置に居続ける為に悪神となってしまう。悪神の業が多くなるにつれて逸脱していく訳で、その用いられた位置が大きく影響を与えていればいるほど後々その副作用も大きくなってしまう。だから当人は或る期間内の限定的摂理人物であり、限定的使命者であることを悟らなければならず、使命が終ったにも拘わらずその位置に居続けるものだから悲惨な運命を辿るようになる。分派だと言われるようになった時点ではとっくに使命は終わっている。様々な分派の元となった者達にもともと悪神の業が働いたとは思わない。天使長がみ言葉をよくよく理解していてアダムとエバの保護や教育を任されていたように、彼等もそれなりにみ言葉を理解していて摂理を進める為に用いられた部分がある。しかし理解は限定的であり、用いられた位置を失うまいとしてその限定的理解に相対する段階的な霊(彼等にとっては聖霊)が役事して一念発起する。天使長も同じだ。アダムとエバに対して教育する位置から逆に主管される位置になるということを知っていたので、その位置に固執した。天使長がエバに神のように賢くなれるからと言って誘惑したように、分派も食口に対してみ言葉を利用して教会に対する異を唱えるべく知恵を授け、食口の不満や減少感にかこつけて教会から愛される以上に接して愛して囲う。それが偽りの愛だとは気付かない。ここアメリカにも分派の波が押し寄せている。UCIが最も影響を与えているがその他の分派も少なからず波風を立てている。ウエスタンメンバーは良くも悪くも自分の信仰が確立していて、清平ですら最初から懐疑的だからUCI以外の分派に耳を貸すことはないけれども、日本食口は別だ。食口特有の誰に対しても好い人が災いして分派にも耳を貸し、次第に入り込んでいく。宣教師として日本女性食口が渡米して活動したが、在米食口は彼女等に住まいを提供し彼女等と活動し、そんな関わりで気心知れるようになる。宣教師の中には分派活動の影響を受けていた者も少なからずいて、彼女等を通して在米食口に浸透していくという流れだ。こんな話を耳にする度にどうしてあの兄弟が、、と首を傾げるのだが、新しい歴史の出発であり、創造当初の混沌期であって何が起こっても不思議ではないのかも知れない。
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