2014年8月7日木曜日

今日の想い 773

統一教会は既に次元を上げようとしている。世界平和家庭連合へと位相を上げようとし、天宙平和連合のもとにある。統一教会という名前を改名しただけで何も変わっていないと内心思っている者達が多くいるが、(それは外部だけではなく内部にも大勢いて、殆どの兄弟がそこに留まったままだ。)改名したが内容は変わっていないと言うのではなく、次元を上げて位相を変えようとしているということだ。しかしその意味が未だにわかっていない。グループ派は、御父様が統一教会という宗教を卒業したと話されたのに、未だに食口は統一教会の名前は変わっても同じ意識のままで宗教圏から解放されていないと、そして責任者も旧来と同じように食口に宗教的枷を嵌めていて変わらないと、彼らの言動からしておそらくそう思っているに違いない。彼等にすれば自分達こそ宗教圏を卒業して本流として流れている世界平和家庭連合だと信じている。しかし本当にそうだろうか。地上に残られた御母様を中心とする私達が宗教圏に取り残された者達であって、宗教圏を卒業できない者達なのだろうか。ここで思い込みを緩めて問わなければならないことは、天一国とは何だろうかということだ。そして、一方で統一教会が行くべき全体目的である世界平和家庭連合があるのであり、その全体目的と天一国との関係性とは何かということだ。統一教会が行くべき全体目的とあって、そこに世界と冠している以上、宗教圏であった統一教会は宗教と科学が一つになって世界的位相に立つ必要がある。要するに正式名称が世界基督教統一神霊協会とあるように、代表的宗教である基督教を中心にして宗教圏をひとつに、特に旧約新約成約を一つにしてきたのが統一教会だった。一つになった宗教圏を代表して立ち、全てを二分してきた宗教と科学を一つにして世界的位相に立つことが全体目的ということになる。それで家庭(祝福家庭)、氏族(氏族メシヤ)、国家(天一)、世界(世界平和家庭連合)、天宙(天宙平和連合)という展開ラインができる。そしてそれぞれの位相が立つ為に南北統一、宗教科学の統一、アベルUNとカインUNの統一という相似形が展開される。統一教会が世界平和家庭連合に名前を変更した途端にその位相になれるわけではない。それは行くべき全体目的であり宗教を捨てろと言うのとは訳が違うはずだが、グループ派の言動と行動を見る限りでは、御父様が心魂を注いで育ててこられた統一教会を無視し破壊しようとしているようにしか思えない。御父様のみ言葉に、宗教圏を越えろという話はあっても、宗教を捨てろという話は聞いたことがない。

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