2009年3月4日水曜日

今日の想い 61

御父母様を内面に迎え入れ、自分の存在様相全てが御父母様に拠るものとなる。思考も感情も意志も、魂の活動内容が迎え入れた御父母様から発せられるもので浸透されていなければならない。大宇宙が御父母様を迎える事で新たな新生宇宙になるように、小宇宙である人間ひとりひとりも御父母様を迎え入れる事で開放され、神様の創造理想に適う在り様に変革されていく。御父母様が生きて自分という人間存在の再創造に直接的に働かれる。思考する過程の中に、御父母様によって触発される創造回路がスパークして生み出され、神様を想い、そして人類を愛おしく想い万物を愛でる御父母様の心情様相を自分のそれとして受け取り、そういった内なるものが留める事ができない衝動となって対象に働きかける。しかしながら、そういった在り様への憧れと同時に、事実、抜けきれないでいる内的外的しがらみの罠にはまり込み、もがき嘆く様相をも呈している自分がいる。憧れと嘆きを同時的に内包しながら、一方は真の父母に繋がりもう一方はサタンに繋がっている。引き摺られるままに嘆きに没頭すれば希望は遠のいていく。嘆きの感情の只中で御父母様を求めてもその声は御父母様には届かない。救いはその感情を手放した位置に辿り着いて始めて手に届くものとなる。真の父母への憧れを強く強く意志して保持しながら、サタンの思うままに嘆きの感情に引きずり込まれない自分となる。自分に取っての信仰の確立とは先ず強さだろう。堕落環境に取り巻かれて人間の本質を取り戻す為には、信仰としての強さが欠かせない。寛容も情け深さも、忍耐も謙虚も、強さがあってこそ得る事が出来るのだと思う。

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